当院の医療機器について

健診センター栄エンゼルクリニックでは、最新の高度医療機器を用いて、電子カルテと院内画像をすべて閲覧できるファイリングシステム(対応機器※)を使用し、次世代の診療を目指します。

尚、健康診断・人間ドックのデータについては過去5年分のすべての健診データ・画像データがお手元のスマートフォンで閲覧できます。(画像データ:MRI・CT・レントゲン・超音波・心電図・眼底 等)

内視鏡検査

FUJIFILM 制の「LASEREO シリーズ」を使用し、ハイビジョン画質で、上部(経鼻内視鏡、経口内視鏡)・下部内視鏡検査を実施しています。

最新のAI機能を搭載した内視鏡機器で、苦痛を最小限にとどめて検査を行います。

上部内視鏡検査(胃カメラ)

経口、経鼻どちらの方法でも検査可能です。内視鏡で直接食道、胃、十二指腸を観察します。またBLI観察・LCI観察を併用し、従来機種では見落としやすい食道や咽頭観察も行い「早期がんの発見」に努めています。ご希望の方はクリニックまでお電話でお問い合わせください

下部内視鏡検査(大腸カメラ)

肛門から内視鏡を挿入し大腸、直腸、肛門疾患の有無を確認します。ポリープを認めた場合、生検(ポリープの一部を採取し診断を確定させます。)または内視鏡下ポリープ切除(日帰り手術)も行っています。ポリープ切除に関しては、ポリープの大きさ、形状から入院施設のある医療機関での切除が望ましいと判断した場合は、連携医療機関に紹介させていただく事があります。

さらに全例に、内視鏡専用洗浄機による機械式洗浄を行い、生検鉗子もディスポーザブルを使用し、徹底した衛生管理で感染防止を行っています。

MRI検査

1.5テスラのMRI機器を2台設置しております。

脳検査、胆膵疾患精査のMRCP検査、肝疾患の精査、骨盤内臓器の精査も可能です。

また、全身をMRIでスクリーニングのドゥイブス検査も実施致します。

【DWIBS(ドウィブス)検査とは】

DWIBSとはMRIを使用して体の広い範囲にわたって、原発性悪性腫瘍や転移性悪性腫瘍を検索する「全身がんスクリーニング検査」です。

この検査では、拡散強調画像という撮像法を用いて悪性腫瘍の細胞密度が高い(細胞と細胞の間が狭い)ことに着目し、細胞間の水分子の動きをもとに悪性腫瘍を検索します。つまり、正常組織と比べて水分子が動きづらい状態となることを利用して、病変部を検出します。(DWIBSで全てのがんがわかるわけではありません。)

CT検査

80列のマルチスライスCTにて、体への負担を減らして短時間で全身の検査を行います。

健診で行うスクリーニングで、レントゲン検査では発見しにくい小さながんを見つけることに有用です。

CTで行う検査部位

全身がん検査をはじめ、頭部、胸部、上腹部、下腹部など、さまざまな箇所に使用できます。

超音波検査

最新の超音波機器として、婦人科外来では、GEヘルスケアの「Voluson P8」も導入しています。

健診で使用する超音波機器についても、2024年4月以降、新しい機器を導入してお待ちしております。

超音波で行う検査

腹部、乳腺、頸動脈、甲状腺、心臓などを検査できます。