子宮頸がん検査について
子宮頸がんが発生する原因は、ヒトパピローマウイルス(HPV)に持続的に感染する事と考えられています。
HPVは性交渉により感染し、多くの女性が一生に一度は感染すると言われる、ありふれたウイルスです。通常はウイルスに感染しても、異物を排除する免疫機能により排除されますが、ウイルスが排除されずに長期間感染が続く場合があり、ごく一部の人の細胞ががん化する事があります。
子宮がんに関する検査は早期発見により完治の可能性が高い検査です。そのため、年齢の若い方も定期的な受診が必要です。また、子宮頸がん検査と一緒に、経腟超音波検査もお受けいただく事をお勧めしております。
当院では、HPVの検査を行うことも可能です。ご不安があればお尋ねください。
検査方法
下着をとって、診察台に上がっていただき、器具を入れて、子宮頸部を確認します。診察台は、おなかのあたりからカーテンで仕切られていますので、検査中に先生と目があうことはありません。
細胞をとって検査しますが、医師が子宮頸部から専用のブラシなどで細胞をこすり取ります。痛みは少ない検査ですが、多少出血することもあるので、ナプキン等もご用意しています。
個人差があり、器具を入れるときに違和感を感じる人もいます。緊張せずにリラックスして受けてくださいね。
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)
子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)は、当院でも接種を行っております。ご希望の方は、ご来院前にご予約をお願い致します。
ワクチンの詳細については、厚生労働省のページをご覧ください。【詳細はこちら】